結婚を機に枚方に移り住んで、早、四十年になろうとしています。枚方には特に縁があったわけではありませんが、当時、カヌー遊びに夢中になっていたこともあり、大きな川の近くに住みたいと言う思いがありました。また歴史的な風土にも興味があったので淀川往来の宿場町として発展した枚方はイメージに近い場所でした。
そうして住み始めた枚方。当初は、カヌー遊びのメッカの一つであった笠置から木津川を漕ぎ下り、三川合流点を経て枚方に戻ったり、淀川三十石舟の航行にならい、宇治川から毛馬まで漕いでみたりと、三川が合流する地の利、川の利を行かした川遊びを満喫してまいりました。
そうして楽しむ中で気付いたのが、身近な自然が四季折々見せる豊かな表情です。何げない自然の一瞬の華やぎ、そんな姿を目の当たりにすると、何とか人に伝えたいと言う思いが込み上げて来ます。嬉しいことに今ではポケットにはいつもカメラ機能を備えた携帯電話が入っており、すかさず撮影、瞬時に送信、そんな方法で感動を分かち合うことが出来るようになりました。
そんな風にして撮影した写真が「広報ひらかた」十月号の表紙写真に採用されました。旬を迎えた山田池公園の彼岸花。御覧頂きましたか?実は裏表紙の時代にも採用して頂いたことがあります。覚えておられますか?
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